【冬のULキャンプに!】Cumulus Aerial 330 キュムラス エアリアル330を徹底レビュー!!

umulus Aerial 330
現在、私が冬にメインで使用しているポーランド製のシュラフ(寝袋)Cumulus Aerial 330の使用感についてレビューします。
このシュラフについてご参考になれば幸いです。
・氷点下でもとにかく軽いシュラフがいい
・エアマットを使う
・タイトなシュラフでも寝られる
・他の人と被りたく無い
こんな方にはとてもオススメです!
・購入して届いたものは?

Cumulus Equipment公式サイトにて€325+送料€25=€350にて購入
この時の日本円にして56,000円!!ハッキリ言ってめーっちゃ高い!(しかも追加で関税5880円取られました)
円安と関税ハンパないって!!

・重量483g 900fpのダウン 快適温度-1℃の性能

シュラフに詳しい方ならこのスペックを見ただけでタダモノではないのが分かると思います。
軽量で高性能なシュラフの製作に、日本企業【東レ】さんのAiratasticという生地が使われているのもうれしいポイント

とても柔らかくて肌触りが良いのにリップストップ形状(格子状)の生地で破れても広がりにくいです
500g以下の重量、フード付き、快適温度-1℃、こんなスペックのシュラフは他になかなかありません・・・

実際の使用感は?
まず、シュラフに入ろうとするとアレがない?・・・

そう、入り口のファスナーが無いんです
普通では考えられませんが、軽量化のため無くなってます
しかし就寝中は何度も出入りするわけでは無いので慣れれば気になりません
フードのドローコードを緩めて中に入ります

さらに裏返しにしてみると・・あれ?背中にダウンが無い
白く囲んだ部分は生地のみとなっており、ダウンは入ってません

光を当てて、手をかざしてみるとよく分かります
ファスナーが無いのはまだわかるけど、背中にダウンが無いと寒くないの?

ダウンはふわっと空気を含んだ層を作る事で保温するんだ!
潰れてしまう背中部分のダウンはあまり意味が無いのかもね・・
その代わりエアーマットはしっかりR値の高いものを使いたいですね!

寝返りの際に背中部分の露出を減らす為に、マットと固定できるループが付いてます。

トリオはループにショックコードを通してエアーマットに取り付けてるよ!


足元はかなりタイトです
曲げるのも両足一緒でないと突っ張ります
しかし、ダウンが密着するためかなり暖かく感じます

上半身もなかなかタイトです。ワイドボディの方は多分使えません
上面は900FPのダウンがふんだんに詰められており非常に暖かいです。
トリオはー6℃でも使用したけど朝まで寝れました!


ダウンの入っている縫い目は全てBOXキルト構造となっており非常に暖かいです

フットボックスも全てBOXキルト構造かつ、ダウン量が多く寒さを感じません

トリオの持っているシュラフの中で比較
大体同じくらいの温度域です
5段階評価★してみました!
・ナンガ×サカイヤ UDD450
下限使用温度ー 5℃ 720g(サック込)

軽さ ★★☆☆☆
収納 ★★★☆☆
寝心地★★★★★
・メリット
ゆったり広い、価格と性能のバランスが良い
メンテナンスを国内で受けられる
・デメリット
シュラフ側面がシングルキルト
空いた空間が多い
・エンライトイクイップメント レベレーション30℉(-1℃)キルト
快適温度と下限温度の間が -1℃ 600g (サック込み)

軽さ ★★★★☆
収納 ★★★☆☆
寝心地★★★★☆
・メリット
キルトタイプの自由度の高い形状
850fpダウンとBOXキルト構造で高い防寒性
個人輸入で注文すればセミオーダーのカスタマイズが可能
・デメリット
キルトの為、頭部が無くウェアでの対応が必要
個人輸入の場合、アフターフォローが不可
・Cumulus Aerial 330
快適使用温度-1℃
下限使用温度-7℃ 510g(サック込み)

軽さ ★★★★★
収納 ★★★★★
寝心地★★☆☆☆
・メリット
900FPの高性能ポーランドダウン
サック込み510gと超軽量
・デメリット
狭い、エアマット必須、高価
いかがでしょうか?
今回はCumulus aerial 330をレビューしました
2024年の冬に一番使用したシュラフかも知れません。
公式サイトは以下になります。
https://cumulus.equipment/intl_en/down-sleeping-bag-aerial-151.html
日本へも直送可能です。ぜひご覧ください